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土づくりに対する思い

100年先のおいしさを
「土とともに」

土とともに

すべての食べものは土からその命を紡ぎ始めます。
多様な微生物が生きる豊かな土壌。

そこから生まれる安全でおいしい食べ物が人に力を与え、
それがつながって、やがて地域が、日本が元気になる。

土を考えることは、この国の未来を考えること。
私たちワタミオーガニックは、その地域に元々ある資源から食べものを生産し、加工し、
そこで発生した副資材を無駄なくまた地域の土壌に還元します。

そうやって、環境に負荷をかけずに土を育て続けることで、「食の未来」を守りたい。
100年先のおいしさと、いま私たちの足元にある土は、確かにつながっています。

「土とともに」。
このフレーズには、健康な土をつくることで、人も日本も未来も元気にしたい。
そんな思いが込められています。

農薬や化学肥料が畑にもたらすもの

本来、野菜には旬があり、育つ季節が決まっているもの。
ところが今は、1年中トマトも、きゅうりも、大根も、人参も手に入るうえ、
価格も大きく変動することはありません。

いつでも大量の野菜が作られ安定して届けられている、
その背後にあるのが、化学肥料や農薬などです。

野菜

農業を行うと土の栄養を作物が吸収するため、畑の栄養はどんどん枯れていきます。
だから同じ畑で作物を育てるには、土の栄養を補うことが欠かせません。
化学肥料や農薬を使うのはこのため。
必要とされる養分を簡単に補え、大量の農作物を安定して得ることができます。
それは私たちの生活を支える上でとても重要な事でした。

でも、そのために犠牲になるのは、土中にいる微生物です。
微生物は、土の栄養分を分解するほか、
土をやわらかくするミミズやモグラなどのえさにもなっています。
化学肥料や農薬を使用した畑には微生物がいなくなります。

そうすると、土の栄養が分解されず、畑は固くなり、土壌に栄養も生まれません。
その養分を補うために、さらに多くの化学肥料を投下する。
投下された余剰な農薬や化学物質は、土から染みだし水に流れていき、
どんどん悪循環に陥ります。

今、世界中で土壌の荒廃は広がっています。

生きている土

オーガニック栽培をしている農場の土は、足がすっと入り込むほどふっかふか。
このやわらかい土をつくるために、土に命を吹き込みます。

土を耕し空気の通り道をつくり、堆肥を入れ微生物が育つ環境を作る。
微生物が増えると、それを食べる小さな生き物が増え、動き回ることで、
土を耕します。

生きている土

すきまの出来たやわらかい土は、水や酸素を保つ力が高まります。
そのため、作物の根もよく伸び、伸びた根っこが、また土を耕す。
土壌バランスが偏らないよう、相性のよい種類の作物を輪作していく。

こうしてつくられた土壌では、微生物同士が相互作用しあい
作物が育つ環境や必要な栄養分をつくり出してくれるのです。

生きている土

ワタミでは、
輪作体系や、緑肥の検証にとどまらず、
食品残さを利用した堆肥作り、
地域の森林再生活動を通じた間伐剤の利用など、
地域の資源循環を目指した土づくりにも取り組んできました。

まだまだ、土壌の微生物の働きはわからないことがたくさんあります。
ある環境下ではよい影響を与える微生物が、別の環境では悪い方に作用する。
発酵を促し土に栄養を与えるのも、腐敗の原因となるのも微生物。
そんな生きている土、微生物と向き合い、力を借り、共生しながら作物をつくっていく。

健康な土壌を育み、健康な作物を栽培する。
長い目で見れば人にとっても、地球にとっても合理的なことではないかと思うのです。

農薬や化学肥料が大量の作物を育てる一役を担っていることは確かです。
今はまだ、有機栽培の方が手間もコストもかかりますし、安定生産など課題はたくさんあります。
それでも、未来を見据え、生きている土と向き合う栽培方法を確立したい。
そのために、今、土づくりへの挑戦を続けています。